漠然とした不安。

漠然とした不安を抱えた日常を書く日記

睡眠時無呼吸症候群(SAS)判定を受けた時の話

私が睡眠時無呼吸症候群SAS)と診断されたのは、およそ1年前。

私の父母と、妻と一緒に旅行で雑魚寝した時に、母から「イビキが尋常じゃないから病院へ行け!」と言われてからだ。

 

昔から、イビキはひどかった。

イビキの原因なんかは考えなかったし、別にイビキはかくものだと、普通のことだと思い込んでいた。今の妻も、元カノも、腕枕で眠っていたくらいだから、まぁそんなもんだろう、と。

 

が。

 

妻いわく、イビキの最中に「カッ」っという音が鳴って、しばらく静かになると。

で、またガゴーガゴーと地獄の轟音を立てるのだそうだ。

この「カッ」っというのが曲者らしく、どうやら息が止まる合図だったらしい。

 

睡眠時無呼吸症候群SAS)の疑いがある!となったので、症状を調べてみた。

確かに、延々と頭痛はするし、昼間に耐えがたい眠気に襲われることも多かった。

夜眠る時は一瞬で眠りにつき、目覚まし前にスパっと目覚める。

しかしまぁ、ショートスリーパーとしてはこんなもんかなぁ、という感じで、それが普通だと思い込んで生活を続けていたようだ。

 

自宅の近くでSAS治療をしてくれるクリニックがあるのを妻が検索して見つけてくれたので、強制的に行くことになった。

 

先生は、顔を見るなり「ああ、無呼吸なりそうな体型と顔の形をしていますよ」と言った。太っている人、顔が丸い人は、構造的にも舌が寝ている間に落ち込んで無呼吸症候群になりがちなんだそうだ。

 

その日は、SASの度合いを判定する機械を借りて、寝るときに付けるように言われて帰宅。鼻に管を入れて、手首に何か巻いて・・・そんなに仰々しくはないが、ちょっと病人になった気分だった。

 

で、その晩は機械をつけてもスコっと気絶するように眠って、ちゃんと朝起きた。

出勤日だったので、機材の返却と結果のヒアリングは妻に任せて仕事へ。

 

妻から、次の土曜にすぐ受診しに行きなさいとLINE通知。

帰宅後に聞いてみると、どうやらSAS判定の基準回数を3倍も4倍も超えて無呼吸してたらしく、即、CPAPの手配を掛けるようにしなければならないと。「このままでは、5年後に死んでるかも知れませんよ」とか脅された。

 

CPAPはちゃんと受診してから、申し込みを行い、業者の人が持ってきてくれる手筈となった。