漠然とした不安。

漠然とした不安を抱えた日常を書く日記

退職する!と意気込んだものの。

ストレス性の適応障害ということで、色々とお薬を飲んで、お薬が効いて、それなりに身体は楽になって。

でも、ストレス源から遠ざかろうと退職と意気込んだものの、このコロナ情勢と残念な遺留のため、社内転職することになった。

 

別部門では、1ヶ月半ほど執行猶予をもらって、ちゃんと窓際族ができたので、とても精神状態もよくなった。

 

しかし、やはり一番よかったと思える点は、ストレス源となる上司の顔を見ないこと。

通りすがりや、近くで声が聞こえていても、かなりしんどいもので、調子が悪くなる。

 

ちょうど1年ほど前に、部下がしんどいと言ってきた。

直属の先輩社員が厳しすぎて、ストレスでもう会社を辞めたいと。

さすがにまだまだ成長株だったし、期待しての厳しい指導というのも分かり切っていたので、辞めるのはやめてくれと懇願した。そして、その先輩から離れたいというのが、最大の条件ということを強く確認した。

その頃は、ちょうど東阪間くらい離れた場所への営業を掛けていたので、思い切って、そちらへいかないか?と声を掛けてみた。まだまだ若いし。一人暮らしもしたことないと言っていたし。精神的にも成長できる良い機会だと思った。

どうも彼は、隣のフロアとか、そういうレベルで考えていたらしいので面食らっていたが、悩んだ結果、行くと宣言してくれた。

会社には本当の理由は内緒で、彼がスキル的にもマッチしている、一人暮らしで遠くても常駐できる、チャンスだと押し込んだ。

 

今になって思えば、彼も私と同じような居心地だったのだろう。

私は徒歩5分の所に元凶が今でもいるし、たまにワークプレースにも入ってくるので、ゲゲっとなっているが。

まぁ、飛行機の距離を一度離れてしまえば、なんてことないだろう。

1年して彼は戻ってきて、例の先輩社員とは壁一枚はさんだ同じフロアにいる。たまに、声も聞こえるだろう。

今はどんな気持ちでいるのかな。

今度、飯でも食わせてやりながら詳しく聞きたいな、と思いながら、このコロナの状況ではそれもなかなか、というところで。