漠然とした不安。

漠然とした不安を抱えた日常を書く日記

漠然とした不安

2020年2月、漠然とした不安が、私の腹の奥の方で拡がっていった。

妙な緊張感というか、なんというか。

バンジージャンプの台に立って下を見た時の、すくみあがるような感じ。

いわゆるタマヒュンの一歩手前の感覚が、心臓からヘソの奥というか丹田というか、腹の奥の方までヒュヒュヒュと走る。

腹の次に、手のひらからヒジにかけて、ヒュヒュヒュと走る。

基本的に、ずっと続いている感じ。

一番ラクになれる姿勢は、土下座のように腹を抱え込んでうずくまる姿勢。

 

これが続くと、どうしようもなく気分が落ち込んで、何もできなくなる。

先のことを考えようと思っても、先が真っ暗で見渡せない。

あれをするためには、これをしないと、でもその前に何か必要では?それが分からない。だからもう先のことは何も分からない。

何かする前に上司へお伺いを立てなければならないのでは?でもどうやって声を掛けようか?先に何か準備しておかないと。でもそれが何か分からない。だからもう先のことは何も分からない。

上司から何か言われるのではないか?常にビクビクと怯えて、何を言われるのだろう?何か言われたら何と返せば良いのだろう?でも何を言われるか分からない。だからもう先のことは何も分からない。

先にやっておいた方が良い仕事があるけれども、手を付けようと思うと小さいすぐに終わる仕事が目に付くのでそれを対応し始めて、でもそれもすぐに終わらなくて、何かを確認してから、と置いておくと即ちそれが「先にやっておいた方が良い仕事」になっていて、どんどんとやることが増えて、でも消化できない状態が続いていく。いつ終わるのか、先のことは何も分からない。

なんというか。

漠然とした不安。

 

妻に勧められて心療内科を受診し、とにかくセロトニンが足りていないのではないか、補える薬があるなら処方して欲しい、と言ってみた。

結果、セルトラリンスルピリドを処方してもった。